なまけ猫王国 別館

猫作家と猫と鳥の楽しい毎日

上村淳之展~唳禽を描く~

吉祥寺にカイロを受けに行ったついでに、シャチョーと待ち合わせて
生活用品を色々と買い物。
用事もすんだし、さて帰るか、というときに
伊勢丹のエスカレーター脇の吉祥寺美術館の案内がふと目に入った。

上村淳之展~唳禽を描く~」。
鷺の絵だ。
hasuike
上村松園となんか関係あるのかなーだったらそんなに興味ないかも。でも入館料100円だし。
そのくらいのノリで、ふらっと立ち寄ってみた。
そしたら、大当たり。
hototogisu
点数はさほど多くないものの、どの絵も画家の鳥に対する愛情がびしびし伝わってくる。
すっきりまとめられた美しい日本画なのに鳥が生き生きしてる。
これは本当に対象が好きじゃないと描けない絵だ。

展示だけでもかなり満足したのに、ロビーで流されていたBSの関連番組も
興味深くて、まるっと1時間くらい鑑賞してしまった。

上村淳之さんは上村松園の孫で、上村松篁の息子にあたる方だった。
美人画に興味がなかったので松園さんのことはよく知らなかったけど
ご本人が苦しみまくった時代の、生身の人間の暗い部分が見て取れる作品はとってもスゴイと思ったし、
松篁さんのウサギの絵は、なんと私の持ってる動物画集の中の
お気に入りの1枚だった。
そして淳之さん。
この方は、ご自分でたくさんの鳥類を飼育し、
さらに保護活動にも力を入れているとか。
思った通り。いや、それ以上。
本当に鳥が好きで、毎日のように観察しないと描けない絵だと思ったもん。

このあいだ行った熊田千佳慕展といい、対象に並々ならぬ愛情を注いでいる絵は素晴らしい。
見てて自然とにっこりしちゃうんだもんなぁ。
私はやっぱりこういう絵が好き。
わかりやすすぎ、とか、きれいでつまんない、とか
そんな風に思ったこともあったけど、見た人が幸せを感じられる作品ってすてき。

私も笑顔目指して製作に励みます。
もちろん、自分自身のためにも。
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