なまけ猫王国 別館

猫作家と猫と鳥の楽しい毎日

さよなら、ありがとう、桃ちゃん。

20111019-1

18日、実家で暮らす花子の末娘・桃子が亡くなりました。
14歳と8ヶ月です。

思えば、48グラムという超未熟児で生まれて、
産み落とした瞬間は花子も見捨てようとしたほどの小さな命でした。
でも、きょうだいのなかでひとりだけ赤ムケのネズミみたいだったのに、
一生懸命動いて花子に存在をアピールして愛情を勝ち取りました。
ちゃんと育つかと心配でしたが、両親の愛情を一身に受けて、
病気ひとつせず、しっかり長生きしてくれました。

晩年の2年は糖尿に癌と闘病生活になってしまいましたが
きめ細やかなお世話のおかげで
痛いとか苦しいとか、辛い思いはほとんどせずに
毎日元気に楽しく暮らしていました。

亡くなる日のお昼前までは普通に歩き回っていたのだそうです。
それからわずか6時間で旅立って行ってしまいました。

動物と話しのできる魔法使いのお友達が、桃ちゃんの言葉を届けてくれました。

桃ちゃんは、ほんとはもうちょっと頑張れたんだけど
お顔が痛々しくなってきちゃってるから心配かけたくなくて
お空に行こうと決めたこと。

亡くなる瞬間、大好きなお父さんにナデナデされて
とても気持ちよくて幸せだったこと。

天使の羽を生やした桃ちゃんが傍で見守ってくれていること。

ああよかった、桃ちゃんは幸せな一生だったんだなぁ。
安心しました。

今日、府中の慈恵院で荼毘に付してきました。
ここには同じマンションのお友達の猫さんも眠っています。

車でお迎えに来てもらって、霊園に向ったのですが、
途中、桃ちゃんが暮らしたことのある街を通って
忘れていた懐かしい出来事をいろいろ思いだしました。

お寺では、人間と同じように法要が営まれました。
茶色くてふわふわだった桃ちゃんは、白いお骨になりました。
骨格標本のようにきれいに並べられたお骨には、
顎の骨がひとつしかありませんでした。
最初に腫瘍ができたところの骨は、
もう溶けてなくなってしまっていたようです。
それでもなくなる前日までしっかりゴハンを食べていた桃ちゃん、
さすがです。

桃ちゃんのお世話、悔いが残らないようにできることは全てして、
納得してお別れができたはずなのに、それでもやっぱり悲しくて
涙が止まらなかったのですが
最後に大笑いの出来事が。

なんと、母の履いていた厚底靴の底がボッキリ折れてポロンとはずれたのです!
元々私がちょこっと履いていたもので、何年か寝かしてはいたのですが
しっかりくっついていたはずなのに!
単純に経年劣化かもしれませんが、なんだか桃ちゃんの悪戯のような気がしてなりません。
おかげでげらげら笑いながら帰路につくことができました。
(駅前で瞬間接着剤を買って応急処置しました)

母もなんだか急にすっきりしたらしく、
「桃ちゃんが亡くなったから行かない!」と言い張っていた週末の同窓会にも
参加することにしたそうです。

桃ちゃん、ほんとうにいいコでした。
麦の不調も、母の腰痛も、持って行ってくれたようです。
また生まれ変わってきて欲しいけど、70歳近い両親の前に現れてくれてもちょっと困っちゃうので
おとなしく虹の橋で待っててもらおうかな。

桃ちゃん、どうもありがとう。

最後になりましたが、応援してくださったみなさま、
どうもありがとうございました!
20111019-2
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